「人工関節置換術をする」となかなか決断できず悩んでいませんか?
・人工関節置換術をするか迷っている
・手術や入院はどんな感じなんだろう?
・手術後の痛みは?
ちぃ私も25歳の時に骨切り術をしないって選択はできたけど、いつかやらなきゃいけない人工関節置換術をいつするのか。
また人工関節置換術についてイメージできない分、不安でした
- 特発性大腿骨頭壊死症の人工関節置換術のメリットとデメリット
- 私が人工関節置換術を30歳でやった理由
- 私の入院から退院までのスケジュール
やっぱり、手術にはメリットだけでなくデメリットもあります。
デメリットである再手術を行なっていない私の考えになりますが、手術をしたことで痛みがない生活を送れることは嬉しいですね。



これから同じ手術を受ける方、手術をするか迷っている方にとって、少しでも入院生活をイメージする参考になれば嬉しいです
特発性大腿骨頭壊死症の人工関節置換術とは?


人工関節置換術とは、壊死した骨頭を除去し、人工の関節を埋めこむ手術です。
メリット・デメリット
- 入院・リハビリ期間が短い
- 人工関節は劣化するため、再手術が必要
- 人工関節に菌が付着し、感染を起こす可能性がある
- 術後の動きに制限がある
人工関節置換術のメリットは、入院・リハビリ期間が短いことです。
私の入院期間は17日間。
その入院期間でリハビリを行い、退院後はリハビリのための通院はしませんでした。
人工関節置換術のデメリットは、人工関節は劣化するため、再手術が必要になることです。
私の場合、30歳での手術なので、今の人工関節では2回の再手術が必要になるとの説明を受けました。
また、術後の動きに制限があるというデメリットがあります。
例えば、体育座りをしちゃダメとか。
上半身と太ももの角度を90°以下にしちゃうと脱臼する可能性があるためです。
だから、和式トイレも使用できません。



特発性大腿骨頭壊死症の手術には骨切り術という手術もありましたが、私はメリットとデメリットを理解して、人工関節置換術を選択しました。
骨切り術を選択しなかった理由は以下の記事に詳しく書いているので、合わせて読んでみてください


特発性大腿骨頭壊死症の人工関節置換術を30歳でやった理由


歩くたびに痛みがあるので、ずっと「手術をしたい」という考えはありました。
でも、



できるだけ手術を遅らせて、再手術の回数を減らしたい
2人目を望んでいるし、2人目を出産してからの方がいいかな?
手術のための入院期間、ママっ子のるぅくんは大丈夫だろうか?
このような考えもあったのでなかなか手術をするという決断ができませんでした。
なかなか決断できなかった私ですが、2つのことがきっかけで手術を決意。
あとちょっとしたくだらない1つの理由も!
きっかけ
・るぅくんと鬼ごっこがしたかった
・不妊治療がうまくいかずメンタルがガタ落ち
理由
・30歳で区切りがいい
るぅくんと鬼ごっこがしたかった
幼稚園に入ってから、とにかく鬼ごっこが大好きだったるぅくん。
幼稚園でお友達と鬼ごっこして、家に帰ってからも公園で私と鬼ごっこ。
公園には遊具があったり、ボール遊びができたりするのに、るぅくんはいつも鬼ごっこでした。
「私と2人で楽しいのかな?」とずっと疑問ではあったのですが、るぅくんにとっては鬼ごっこがやりたかったんだろうな。
以前、下の記事にも書いたのですが、激痛で走るなんてムリだった私。


鬼ごっこといっても走れないので、足を引きずりながら早歩きみたいにして、るぅくんを追いかけていました。
だから、鬼ごっこを続けていると
「さすがに限界」
という状態になってしまって、
「ママ、足痛くなっちゃったから今日はもう鬼ごっこできないや」
と鬼ごっこを続けたいるぅくんに我慢させていました。
それに、年中さんになってからるぅくんも疑問に思いはじめちゃったんですよね。
ママは友達や先生と違って、走って追いかけてくれないって…。
悲しんでいるるぅくんに対して



全力で遊んであげられなくて…
最後まで付き合ってあげられなくて…
何やっているんだろ…
と思っちゃったんですよね。
そして



手術すれば、るぅくんを悲しませないで済むよな〜
という考えになったんです。
もちろん、手術後に全速力で走ることはNGでした。
幼稚園児を追いかけるためのスピードで十分なので、術後は全速力で走っていません。
不妊治療がうまくいかずメンタルがガタ落ち
不妊治療がうまくいかずメンタルがガタ落ちしたことも以前、下の記事に書きました。
詳しくはこちらをご覧ください。


辛い思いをしているのに、不妊治療がうまくいかず…
不妊治療をやっている意味がわからなくなったタイミング。
足の痛みも強くなっていたので、気持ちを切り替えるいい機会だと思ったことがきっかけでもあります。
30歳で区切りがいい
最後の決め手となったのは、30歳で区切りがいいから。
医師に25歳で手術するのはまだ早いのではないかとのことだったので、30歳になる年だし、約5年間痛みに耐えたし!(笑)
あと、いつ手術をしたかって覚えやすいし、手術から何年って計算するのも簡単だし。
そしてるぅくんも、年少さんのるぅくんでは考えられなかったけど、少しずつ成長している年中さんのるぅくんだったので、そろそろ大丈夫だろうと思ったからです。



あなたも大きな手術だからこそ、なかなか決断できないと思います。
だから「こんな理由かよ」「こんなことがきっかけで?」と思われるかもしれませんが、私はこんな理由で手術を決めちゃったので!笑
私の入院から退院までのスケジュール


きっとどのように入院期間を過ごすのかイメージができるだけで、少し不安を取り除けると思うので、私の入院17日間をお伝えします。
(入院中の資料が見つからず、私の手帳のメモを元に書いています。
記憶違いのことがあるかもしれませんので、ご了承ください)
| 日程 | 主な出来事 |
|---|---|
| 入院1日目 | 入院・手術前の検査や説明 |
| 入院2日目 | 手術 |
| 入院3日目 | 理学療法リハビリ開始 |
| 入院4,5日目 | 休日のためリハビリお休み |
| 入院6,7日目 | 理学療法リハビリ 床に足をつけ始める(6日目) |
| 入院8日目 | 採血・レントゲン検査 |
| 入院9日目 | 作業療法リハビリ開始 |
| 入院10,11日目 | 休日のためリハビリお休み |
| 入院12日目 | 5日後の退院が決定 理学療法・作業療法リハビリ 理学療法リハビリ中に立ちくらみ |
| 入院13日目 | 理学療法リハビリのみ |
| 入院14日目 | 採血・レントゲン検査 |
| 入院15,16日目 | 退院に向けたリハビリ |
| 入院17日目 | 退院 |
入院 1日目|手術前日に行ったこと
8:30 るぅくんを幼稚園バスに乗せて、見送る
9:30 入院手続き
11:00 理学療法士さん
13:00 作業療法士さん
夕食なし
21:00 就寝
ホントは幼稚園が夏休みになってから手術したかったんですけど…。
年少さんの時に、私が体調を崩して急に入院になってしまい、行き渋りした過去があったので。
でも、手術できる日がここしかなく。
入院する日の朝は、時間に余裕があり見送ることができましたが、心配なのは入院2日目の終業日。
この1日を頑張ってくれれば夏休みに入るのですが、私は入院中で見送れない。
だから、ホントに心配でした。
だけど、なんの問題もなく登園できたとのこと。
子どもの1年間の成長は、親の想像をはるかに超えてきますね。
入院手続き後は、病室に行き、看護師さんから手術や入院期間中の説明を受けました。
その後、理学療法士さんや作業療法士さんとお話。
前日の夜から絶食のため夕食は食べず、夕食の時間までに経口補水液を1L飲んでおくよう指示を受けたと記憶しています。
入院 2日目|いよいよ手術当日
朝食なし
11:25
↓ 手術
13:30
朝。
お母さんが来てくれました。
そして、るぅくんを幼稚園へ見送ってからきぃくんも。
手術前。
病室で2人に見送ってもらい、手術室へ。
手術室までは看護師さんに車椅子で連れて行ってもらいました。
すごく緊張していて、心臓はバクバク。
自分の今の状態をそのまま看護師さんに伝えて、緊張をなんとか和らげようとしたのを覚えています。
そして、いよいよ手術。
手術台の上で麻酔によってスッと意識がなくなりました。
手術後。
手術室で意識が戻り、医師と少し話したと思いますが、次に目を覚ました時には病室のベッドの上だったと記憶しています。
きぃくんは一旦帰宅し、夕方。
幼稚園から帰ってきたるぅくんと一緒に来てくれました。
ベッドの上で酸素マスクをつけて横になっている私を見て



ママ、大丈夫なの?
と不安そうに聞いてきたるぅくん。
いつもと違うママの姿だから不安になっちゃいますよね。
麻酔が切れたあとの痛みは、帝王切開の術後の痛みとは比べ物にならないくらい痛かったです。
帝王切開のあとは「こんな痛みをもう1度経験するのなら、もう帝王切開したくない」という考えにはならなかったので、我慢できる痛みだったんだと思います。
でも、人工関節置換術の術後の痛みは「こんな痛み耐えられない。もうこの手術したくない」ときぃくんに言っちゃうくらいホント痛かったです。
そのため、手術当日の夜は痛みのせいでほとんど寝ることができませんでした。
手術翌日|体調やリハビリの様子
・体温 平均 38.2℃
・酸素マスクを外してもらう
・理学療法リハビリ
・睡眠時間 5時間
術後の発熱がありました。
手術翌日は、1日ずっと38℃台で平均すると38.2℃。
朝、ずっと着けていた酸素マスクを外してもらいました。
午後、術後初めての理学療法リハビリ。
理学療法リハビリは、歩けるようにするためのリハビリです。
手術翌日のリハビリでは、車椅子の乗り降りをしたり、トイレまで移動してみたりしました。
体温が38℃台だったので、これくらいのリハビリがキツかったです。
痛みで睡眠が途切れ途切れに。
トータルの睡眠時間は5時間でした。
手術後の入院生活|それぞれの変化
・ 5日目:まとまって眠れるように
・ 6日目:平熱に戻る・床に足をつけ始める
・ 9日目:作業療法リハビリ開始
・12日目:5日後の退院が決定・理学療法リハビリ中に立ちくらみ
痛みによって途切れ途切れだった睡眠が、5日目にやっとまとまって眠れるようになりました。
手術翌日から発熱していましたが、6日目の朝の検温で平熱に戻りました。
また、6日目の朝の回診で、床に足をつけていいとのこと。
そのため、理学療法リハビリでも平行棒や歩行器を使って歩く練習を始めました。
9日目から作業療法リハビリが開始。
作業療法リハビリでは生活に関わる活動のリハビリを行います。
ズボンを履くことから始まり、退院前には床への座り方や車の乗り方などを教わりながらリハビリしていきます。
また、足への負担がかからないような家事のやり方まで教えてもらいました。
12日目の朝の回診で、5日後の退院が決定。
12日目は退院日が決まっただけでなく、焦った出来事が!
それは、理学療法リハビリ中に立ちくらみが起きたんです。
一瞬、目の前が真っ暗になったので理学療法士さんに伝え、横にならせてもらいました。
血圧を測ると低い状態だったため、その日の理学療法リハビリは中止に。
車椅子で病室に戻ることになりました。
立ちくらみが起きた時、そのまま後ろに倒れてもおかしくない状態で、なんとか持ちこたえた感じでした。
原因がわからなかったですし、気をつけようがありません。
でも次の日からは理学療法士さんが、メニューが変わるごとに体調を気にかけてくれました。
また自分でも、次のメニューができるか自分で確認しながら進めることで同じような立ちくらみは起きませんでした。
そのため、リハビリに集中しすぎるのではなく、自分の体調を気にしながら進めることがいいと思います。
その日の午後の作業療法リハビリでは、立ちくらみが再び起こることなく進めることができました。
退院日|退院できた時の体の状態と気持ち
退院時間は10時。
朝ごはんを食べて、荷物をまとめるとやることがなくなっちゃって。
10時までソワソワしていました。
やることがなく、理学療法リハビリで教えてもらった自主トレーニングをやりながら退院時間を待っていました。
体の状態としては、杖がなくても歩けるようになりましたが、踏み込むたびに痛みがある状態。
でも、自分のペースで歩くようにすれば退院したその日に外食や買い物に行けました。
また、まだ杖があった方が歩きやすいため、退院後に杖を購入。
退院できた時の気持ちは、やっとるぅくんのそばにいられる嬉しい気持ちが大きかったです。
退院後は、すぐに家事をスタートさせることが難しいと考え、約2週間実家でお世話になることにしました。
退院後の生活については、これから書きたいと考えているので少々お待ちください。
まとめ
今回は、30歳で特発性大腿骨頭壊死症の人工関節置換術に挑んだ私の体験談をお伝えしました。
メリット
- 入院・リハビリ期間が短い
デメリット
- 人工関節は劣化するため、再手術が必要
- 人工関節に菌が付着し、感染を起こす可能性がある
- 術後の動きに制限がある
きっかけ
- るぅくんと鬼ごっこがしたかった
- 不妊治療がうまくいかずメンタルがガタ落ち
理由
- 30歳で区切りがいい
| 日程 | 主な出来事 |
|---|---|
| 入院1日目 | 入院・手術前の検査や説明 |
| 入院2日目 | 手術 |
| 入院3日目 | 理学療法リハビリ開始 |
| 入院4,5日目 | 休日のためリハビリお休み |
| 入院6,7日目 | 理学療法リハビリ 床に足をつけ始める(6日目) |
| 入院8日目 | 採血・レントゲン検査 |
| 入院9日目 | 作業療法リハビリ開始 |
| 入院10,11日目 | 休日のためリハビリお休み |
| 入院12日目 | 5日後の退院が決定 理学療法・作業療法リハビリ 理学療法リハビリ中に立ちくらみ |
| 入院13日目 | 理学療法リハビリのみ |
| 入院14日目 | 採血・レントゲン検査 |
| 入院15,16日目 | 退院に向けたリハビリ |
| 入院17日目 | 退院 |
特発性大腿骨頭壊死症の人工関節置換術は大きな手術になるので、とことん悩んで決断して欲しいです。
私の体験談が参考になれば嬉しいです。






